2018年3月10日土曜日

松屋が好きで作った短歌


味噌汁の機械が味噌を出すのが見える席を今日まさに勝ち取りたいです

誰がなんと言おうと最高なのは松屋!チーズキムチを選んでも君が

どうぞって手だけで合図されている券売機とわたしの関係みたい

向かい 定食のキャベツで笑っていて観光客のアジアのふたり

キャベツ食べなかった彼がカレー牛食べているのを見てなんかやりきれんかった

湯呑のほうじ茶を差し出してくれた店員さんが中国人だと名札でわかった

わかりあえなくてもここのテーブルはひとつのかたちでつながっている

味噌汁に普段は蓋がなかったのにまたひとつ上品になった松屋

蓋があるからすぐに飲んでもふやけてる油揚げすばらしい夜の日

ここはもうばらばらにひらけてるから安い公園みたいで好きだ

ねぎが載るカルビ丼頼んでみたがやっぱりねぎがだめな雨の日

アイス食べたくなった普段は行くことがないけどそこらへんにあるポプラ

なんとなく本屋に立ち寄って一番いいと思ってポパイ買ったら嫌な顔された

あまりいないテレビひとつがない部屋の家主は簡単なコーヒーを入れた


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